労働災害の典型的な事故と裁判例

1.ワイヤーがほどけて木材の下敷きになってマヒ

クレーンで材木をトラックに積み込む作業中に、ロープがほどけ材木が落下し、クレーンを操作していた作業員に衝突した。作業員は、下半身マヒなどの重い障害(1級該当)が残った。被害者には、裁判で1億5000万円以上の損害賠償が認められた。

2.工場内で作業台から落下して死亡

工場内で、作業台に立ってラインを流れる製品を検査していたが、転落して床に頭を強打した。その後、脳挫傷等により死亡した。被害者の遺族には、裁判では、5000万円の損害賠償が認められた。

3.プラント施設で作業中に3mの高さから落下し負傷

プラント施設で、安全帯を付けずに高所(約3m)作業していたときに落下し負傷した。被害者は、背骨等に障害を負い(8級該当)、約700万円の損害賠償が認められた。

4.工場で指をプレス機械に挟まれ負傷

被害者は外国人であり、特に丁寧に作業について説明されるべききだったのにされなかった。そのせいで操作を誤りプレス機械に指を挟んでしまい、障害(11級該当)を負った。500万円余りの損害賠償が認められた。

5.フォークリフトと衝突し転倒して負傷

被害者は、倉庫内で作業中に、フォークリフトに衝突され転倒した。転倒により負傷し、障害(14級)が残った。被害者には、1200万円の損害賠償が認められた。

6.フォークリフトの荷台の下敷きになって骨折

フォークリフトで荷下ろしをしている際に転落し、さらにフォークリフトの荷台の荷物の下敷きになって骨折等の大怪我を負った事案。裁判では約2200万円の支払いを認めてもらえた。